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「野中郁次郎氏」の思い出

当学会の顧問を務めていただいた経営学者・野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)が、2025年1月25日にご逝去されました。享年89歳でした。

野中氏には、当学会の故・高梨智弘元理事長からの依頼を受け、顧問にご就任いただきました。

野中氏は、経営学の分野において数多くの功績を残されました。その一つが、竹内弘高氏との共著論文『The New New Product Development Game』(Harvard Business Review、1986年)で提唱された「スクラム」の考え方です。

これは、専門分野の異なるメンバーが一体となり、俊敏かつ柔軟に新製品開発を進めるアプローチです。ラグビーの「スクラム」のように、チームが連携しながら一つの目標に向かう姿になぞらえたもので、後にソフトウェア開発の分野で広く普及した「スクラム」の原点となりました。

私たちは、野中氏が遺された「イノベーションを起こせ!」という言葉に、今もなお勇気づけられています。

野中氏のご功績に深く敬意を表するとともに、生前のご厚情に心より感謝申し上げ、謹んでご冥福をお祈りいたします。

(広報)

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